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テーマパーク情報

外国文化体験テーマパークの歴史



日本にいながらにして、外国の街並みや空気を感じることができる「外国文化体験テーマパーク」。遊園地やアミューズメント施設などの「テーマ」を設けていないものがほとんどだった戦前から、どのようにして外国文化体験テーマパークは誕生したのでしょうか。ここでは、その起源に迫ります。

外国文化体験テーマパークのはじまり

外国文化体験テーマパークのはじまり

1956年、太平洋戦争後の日本が復興したことを指して、「経済白書―日本経済の成長と近代化―」(1956年7月発行)に「もはや『戦後』ではない」と記述されるほどの高度経済成長期を迎え、1960~70年代にかけて大型娯楽施設の建設ラッシュが始まります。

1963年、衰退しつつあった福島県いわき市の炭鉱の街では、新たな収入源を確保するため、ある新規事業が立ち上げられていました。炭鉱では、うまく扱うことができていなかった豊富な温泉を利用して室内を暖め、「夢の島ハワイ」をテーマに「常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾートハワイアンズ)」の建設計画が発表され、1966年にオープンました。

当時、行ってみたい外国NO.1だったハワイをはじめ、1964年に海外旅行が自由化されたものの、庶民には高嶺の花だった外国。それまでの娯楽施設にはなかった「テーマを設ける」というアイディア、そして日本の炭鉱跡地、しかも東北で、常夏の島が体験できるテーマパークという発想はとても画期的でした。

平成にかけての外国文化体験テーマパーク

平成にかけての外国文化体験テーマパーク

テーマパーク元年といわれる1983年には「東京ディズニーランド」が開園し、その成功を期に、数々のテーマパークがオープンします。バブル経済に沸くなか、多様な余暇が楽しめるよう、1987年に制定された総合保養地域整備法の後押しもあり、41件のテーマパークがこの頃にオープンし、一時は200件を越える建設計画があったといわれています。

なかでも、外国文化体験テーマパークは全体の1/3ほどを占めていました。ヨーロッパをはじめ、外国の建物を模した街並みや文化などは、すでに手本として"国"というイメージができあがっており、別世界を思わせるテーマパークに仕上げるにはピッタリのジャンルだったのでしょう。

1983年には「長崎オランダ村」(2001年閉園)、1989年には「グリュック王国」(2007年閉園)、1992年には「ハウステンボス」、1993年には「新潟ロシア村」(2004年閉園)など、全国で開園しました。しかし寿命は短く、バブル崩壊後、経営が破綻するなどして閉園となってしまった外国文化体験テーマパークも少なくありません。生き残れたものは強いテーマを持ち、集客力に長けた一握りのテーマパークのみとなってしまいました。