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テーマパーク情報

時代体験テーマパークの歴史



日本の時代の移り変わりが体験できる「時代体験テーマパーク」。「時代」を書籍や映像でなく、テーマパークで後世に残すという発想は、どこから来たものなのでしょう。ここでは、「時代体験テーマパーク」の誕生を掘り下げていきます。

時代体験テーマパークのはじまり

時代体験テーマパークのはじまり

「時代体験テーマパーク」の元祖と呼ばれるのは、1965年、愛知県犬山市に開園した「博物館 明治村」です。太平洋戦争後の急速な経済成長の影で失われつつあった、明治時代の芸術的・歴史的価値のある建物を末永く保つために、故・谷口吉郎博士(博物館明治村初代館長)と土川元夫氏(元名古屋鉄道株式会社会長)のもと、創設されました。

1960年代当時は経済発展が最優先されており、土地開発の妨げになるなどの理由で、そのままでは取り壊されてしまう建物も少なくありませんでした。そんな文化財ともいえる建物を、前述の2人が設立した財団法人が譲り受けて移築し、その修復・保存のために「博物館 明治村」は創設されたのです。再現したものではなく、実際に存在したものを展示しているというのが特徴です。

保存から、再現へ

保存から、再現へ

時代文化の保存を目的としていた「博物館 明治村」以降、1983年に開園した、藤林保武一族の家を移築したからくり屋敷などがある「甲賀の里 忍者村」を機に、近年の「時代体験テーマパーク」は、「時代」を再現するものへと移り変わっていきます。「再現」に変わったことによって、時代をさらに遡ることができたり、より親しみやすくしたりしています。資料館などを設け、その時代を物語る品々の展示をするテーマパークも多く、遊んで学べるテーマパークとして好まれています。

1986年に開設された江戸時代中期がテーマの「日光江戸村(現:江戸ワンダーランド 日光江戸村)」や、1996年オープンのデックス東京ビーチ内にある昭和30年代をテーマにした「台場一丁目商店街」、1993年開園した平安時代がテーマの「歴史公園えさし藤原の郷」などは、それぞれ当時の街並みを再現しています。特に「日光江戸村」では、スタッフでもある「日光江戸村劇団」の演出により、さらにエンターテイメント性を構築しているのが特徴です。東京ディズニーランドのスタッフ達が夢の国の住人であるように、日光江戸村の「日光江戸村劇団」の団員は、江戸時代への「タイムスリップ」を手助けすることに一役買っているのです。

現在では「時代体験テーマパーク」にならい、飲食店でも"時代"をテーマにした店が増えています。外国人観光客に対しても「チョンマゲ」や「ニンジャ」など日本の歴史の魅力をPRするにはうってつけです。「時代体験テーマパーク」は日本人の、温故知新の精神が生んだ新しい文化と言っても過言ではないでしょう。