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キュレーター、芸術修復家とは



展示物の魅力をより理解するために、近年は作品の並べ方や、空間、ライティングなど、演出にもこだわった展示会も多くなってきています。この展示会の企画から演出まで行なう職種を「キュレーター」と呼んでいます。ここでは近年、博物館、美術館の世界で需要が高まっているキュレーターのほか、伝統的な職種として古くから芸術世界を支えてきた美術修復家について紹介します。

キュレーターとは

なかなか聞きなれない「キュレーター」という言葉は欧米で使用されている用語で、博物館、美術館などの施設において、資料の整理、管理、鑑定、さらには展示会の企画や運営を行なう専門職のことを言います。また、日本でいう学芸員と同じ職種ではありますが、大学教授のような非常に専門性の高い仕事として認識されています。日本でも2000年以降は、一般的に使用されるようになりました。日本では、しっかりとは分けられていませんが、キュレーターは学芸員の中でも、展示会などの企画運営を行なう専門職として認識される場合が多いです。また、館長など責任者、管理者を指すこともあります。

展示会のコンセプトやテーマを考え、参加作家や作品を選択、さらには展示会場内で作品がより魅力的に見えるように作品の配置などを行なうのが、キュレーターの主な仕事です。まさに展示会のトータルプロデューサーとも言えるでしょう。

芸術修復家とは

学芸員のほか、博物館、美術館の専門職として活躍しているのが修復家ではないでしょうか。施設に並ぶ展示品の多くは、貴重な美術作品であったり、歴史的に重要な資料であったりと、そのすべてが取り扱いに注意を必要とするものばかりです。しかし、作られてから数百年など、時間が経ってしまったものは、些細なことで傷がついてしまうこともあります。そんな傷ついた美術品を、職業専門的な技術を用いて直すのが修復家の仕事です。なかでも、絵画や彫刻などの美術品を専門に扱う職種を美術修復家と言います。仏画のような伝統的な作品は、素材、技法も伝えられ、修復ができるようになっていると言われています。

美術修復家がどんな作品でも直すことができるわけではなく、国宝、重要文化財の場合は、国宝修理装こう師連盟加盟の技術者のみ修復を行なうことができます。この制度は2003年から始まり、現在約200名が資格を持つとされています。美術修復家になるためには、美術大学などの保存修復課程を卒業し、美術館で経験を積むか、個人で仕事をしている美術修復家に弟子入りするなどの方法が考えられます。