

石川県小松市粟津温泉ナ3-3にある「加賀 伝統工芸村 ゆのくにの森」は、13万坪(約43万平方メートル)の広大な自然の中に、江戸・明治時代の茅葺き屋根の古民家を17棟移築して構成された伝統工芸のテーマパークです。 今回は金沢の妻の実家へ行く前に立ち寄りました。?この施設では、九谷焼や輪島塗、加賀友禅など、石川県を代表する伝統工芸の紹介・販売・体験が一堂に楽しめます。 ? ゆのくにの森では、50種類以上の工芸体験が可能で、九谷焼のろくろ回しや絵付け、金箔貼り、紙漉きなど、多彩なプログラムが用意されています。 ?これらの体験は予約なしで参加できるものも多く、観光客や修学旅行生に人気があります。 ? 村内は四季折々の自然美と、茅葺き屋根の古民家が織りなす日本の原風景が広がり、写真映えするスポットも充実しています。例えば、色鮮やかな傘が並ぶアンブレラスカイ(3月上旬から11月下旬まで)や、ハート形に切り抜かれた窓など、訪れる人々の目を楽しませる工夫が随所に見られます。 ? 飲食施設も充実しており、地元の食材を活かした料理が楽しめます。例えば、「うどん処 陣太鼓」では地元グルメの小松うどんや金澤カレーを提供しており、細めで程よいコシがあるつるつる麺と、癖のない出汁つゆが特徴です。また、「和紙の館・そば処 白山」では、素朴な越前そばと自家製出汁つゆが楽しめます。 ? お土産を購入する際には、正面入口近くの「商家の館」で、工芸品やお菓子、オリジナルグッズなど多彩な商品が揃っています。特に、ゆのくにの森オリジナルの「伊助饅頭」は、ふっくらした饅頭の中に栗入りの餡子がぎっしり詰まっており、ここでしか買えない一品として人気です。 ? アクセスは、JR加賀温泉駅から車で約20分、北陸自動車道加賀ICから車で約25分と便利です。また、JR加賀温泉駅から加賀周遊バス「キャンバス」山まわり線や加賀小松線を利用し、「加賀伝統工芸村ゆのくにの森」バス停で下車する方法もあります。駐車場は普通車300台、大型車(バス)60台を収容できる広さを備えています。 ゆのくにの森の訪問者からは、「ペット連れ 最高」や「20年ぶりに訪れた」といった声が寄せられており、家族連れやペット同伴の旅行者にも好評の様です。 ? 伝統工芸の体験や美しい景観、地元の味覚を一度に楽しめるスポットです。