圧巻のひとこと
なばなの里は三重県桑名市にあり、湾岸長島ICから車でおよそ15分の場所に位置しています。
車でのアクセスは非常に良好で、平日でも土日でも混雑しますが、駐車場も広いため
駐車場で立ち往生することは少ないと思います。
なばなの里はゲートの前からイルミネーションが始まっており、
中に入る前からその美しさに期待が膨らみます。そしていざ中に足を踏み入れると、
至るところにLEDのイルミネーションが広がり、まるで宇宙に来たかのような、
ふわふわとした不思議な感覚を味わうことができます。
特になばなの里イルミネーションの代名詞ともいえる「光のトンネル」は圧巻で、
全長約200mもの長さがあります。本当に光の中を歩いているかのような体験ができ、
幻想的な空間が広がっています。写真を撮る人々で賑わっていますが、道幅が広く、
混雑を感じさせない工夫がされているのが良かった点です。
また、イルミネーションの最大の見どころは、毎年が変わる「テーマエリア」といえます。
私が訪れた際のテーマは「名峰富士」でした。音楽とシンクロしながら色や模様が変化する
富士山のイルミネーションは壮大で、ただ見るだけでなく「イルミネーションを体験する」
という感覚を楽しめました。プロジェクションマッピングの演出も加わり、
見る者を圧倒するスケール感が印象的でした。
さらに、水上イルミネーションもなばなの里の名物です。水面に映る光と紅葉したもみじが
織りなす風景は非常に幻想的で、訪れた人々の心を引き込む魅力があります。
また、「鏡池」と呼ばれるスポットでは、水面が鏡のようにイルミネーションを映し出し、
そこに加わるミストの演出が神秘的な雰囲気を一層際立たせていました。
イルミネーションを楽しんだ後には、園内のレストランで食事をすることもできます。
私はビーフシチューをいただきましたが、冬の冷えた体に染み渡るような温かさと美味しさでした。
イルミネーション鑑賞と食事を同時に楽しめるのも、なばなの里の大きな魅力です。
冬のイルミネーション鑑賞は寒さが厳しいため、防寒対策をしっかり行うことをおすすめします。
なばなの里は、デートスポットとしても家族連れでの訪問にも最適な場所です。
幻想的な光の世界で、特別なひとときを過ごすことができ、
特別な思い出を作れること間違いありません。ぜひ一度足を運んでみてください。